結婚式を成功させるために

 

 

 

 

結婚式を成功させるために大切になるのが招待状です。今回は【招待状に待つわる疑問】をご紹介しています。結婚式を迎える女性が既婚の先輩女性に相談しています。参考にしてみてください。招待状のトラブルは意外に多いです。いざ作成しようとすると、いろいろな疑問がでてくるみたいです。失敗しないように招待状に詳しい先輩の話に注目!

 

 

 

 

後輩:先輩!私、結婚することになったの。それで招待状を自作しようと思っているんですが、いろいろと質問があるんです。教えてもらっていいですか?

 

先輩:それは、おめでとう。私でよかったら知っている限りのことは教えますよ。

 

後輩:お願いしまーす。招待状は突然送ってもいいのでしょうか?事前に連絡をしたほうがいいのでしょうか?

 

先輩:列席して欲しいゲストには、事前に電話をしたほうがいいわね。日時を伝えておいて、出席してもらえるかどうかを聞いておくといいよ。招待状は基本的に確認書面という捉え方でいいんじゃない?

 

後輩:そうですよね。結婚式が多い時期だから重なってしまうこともあるかも……。

 

先輩:特に出席して欲しい人には挙式日が決まったら、まずは電話するといいね。「改めて招待状は送りますから、その日は空けておいてください」と依頼しておけばバッチリだよ。

 

後輩:そうですね。その電話で都合が悪いならば招待状を送る必要もないから合理的かも?

 

先輩:招待状をもらっても、断りの返事をするのも気が重いからね。電話で確認するのがベストだね。

 

後輩:スピーチのお願いをしたいのですけど、ちょっと頼みにくい感じなんです。お願いする秘訣みたいなものはありますか?

 

先輩:余興とかスピーチをお願いしたい人には、招待状に付箋を入れて依頼することになるのよ。でも、それだけで依頼するのはとっても失礼にあたるから注意したほうがいいわね。親しい友達でも、事前に電話で了解を得ているほうがいいね。それから招待状にメッセージカードの付箋を入れると嫌な思いをしないと思うよ。 「長い付き合いだから、私の性格をよく知っていると思うの。あなたが適任だと思ってお願いしたいの」という感じでお願いすると気持ちを込めて話をしてみたらいいね。相手は悪い気はしないはず。そのやりとりがスピーチのヒントになることもあるよ。あのエピソードを話して欲しいなんてリクエストするのもありかなぁ。

 

後輩:切手も慶事用のものを貼らないとだめですよね。

 

先輩:基本はそうだよね。鶴や寿などがデザインされた切手が郵便局で売っているよ。返信ハガキにはハートがデザインされたものが可愛いかも……。中には季節の花シリーズとか花嫁をテーマにした切手を使う人もいるよ。切手も1枚のみ使用してね。2枚貼るのはないよ。定形外の郵便物になるならば切手代も注意しなくちゃね。

 

後輩:わかりました。彼氏といろいろと相談してみます。

 

先輩:そうだよね。二人で相談することも楽しいかもね。あとになって、「それは聞いてなかったよ」なんてなるのはギクシャクするからね。

 

後輩:先輩!招待状なんですが、ポストに投函してもいいんですか?

 

先輩:うーん。私はオススメしないかなぁ。ポストに投函すると招待状が汚くなってしまったり、折れたりする可能性が高いかもしれないよ。年輩の人は大安吉日の午前中なんてお祝い事のこだわりがあったりするよ。そんな常識を持った考え方もあるから、消印は大安の午前中になるほうがいいね。郵便局の窓口に持って行くのが無難かな。 結婚式も披露宴も大安吉日に拘らない人もいるから投函する日も拘らないカップルも多い。でも、招待状はゲストを招くもの。ここは気配りをするべきね。

 

後輩:住所を書き間違えた場合は、修正テープで訂正してもいいですか?

 

先輩:それはダメ!招待状は二人から最初に届く幸せのメッセージなんです。一文字でも訂正はやめておいて。刷り直すようにしてね。発送が遅れても印刷し直すのが基本です。

 

後輩:送ってしまったあとに気がついたらどうしたらいいですか?できるだけ、そんなことはないようにしますが……。

 

先輩:お詫びの手紙に訂正をして再度送ったほうがいいね。でも、それは最悪のことです。しっかり確認してから送るようにしましょう。

 

後輩:仲の良い友達ならばメールでもいいでしょうか?

 

先輩:それは感心しませんね。ラインとかメールは日常的に使っているけれど、結婚式や披露宴は別。事務的な連絡で済ますのはマナー違反。常識を疑われるよ。特に年輩者は激怒するよ。 ゲストはご祝儀を包んでくれて、二人の門出を応援してくれるために集まってくれるのよ。感謝するための宴にふさわしい行動をしてね。

 

後輩:招待状を送ったあとに上司が昇進しちゃったんです。招待状のときは課長だったんだけど、挙式当日は部長になるんです。席次表や席札は作り直さなければならないですよね。

 

先輩:なるほど。招待状を作成したときのリストと違ってしまうことはよくあるみたい。特に4月頃は人事異動も多いからね。そんな時期に結婚式をするのは起こりがちね。わかったときのタイミングによったら電話でもいいので、お詫びを言いましょう。席次表や席札やスピーチの紹介も注意しておくといいね。席札や席次表は直前に印刷すると無駄がないよ。

 

後輩:披露宴はフランス料理なんです。できたら子どもの出席を遠慮してもらいたいけど、どうすればいいですか?

 

先輩:着席式のフランス料理などならば披露宴の雰囲気を察知してくれて、子どもは近しい人に預けて出席されるのが常識。念の為に招待状に、「レストランはお子さまをお預かりするベビールームやベビーシッターの用意はございませんのでご了解ください」とか、「申し訳ないですが、こちらのレストランでは14歳以下のお子さまはご遠慮いただいているそうです」とか「レストランにはお子さま用の椅子の準備がないですのでご了承ください」とメッセージを添えておくといいですね。言いにくくてもハッキリと電話で伝えておくといいかも。

 

後輩:あと、親には招待状を出すのですか?

 

先輩:それはダメよ。招待状はご両家からゲストに出すものだからね。費用負担が新郎新婦で、差出人が二人の連名でも親は招待する側ですね。完成したら手渡しして、「こんな感じ」と伝えて感謝するのが家族円満のポイントだよ。